ありさの記録

思考の記録です。Twitterがメイン。@arippyyyyy

私も愛を証明できるか(女だけど僕愛読んでみた)

ありさです。師走に突入。一年って早いですね。

 

Twitterを始めて約1年。時々恋愛工学という言葉を目にし、正直私はうさんくささを感じていました。でも私は金融日記どころか僕愛すら読んだことがありませんでした。それなのにこんなよーわからんブログを持っているせいか「恋愛工学を学べばモテますか?」と時々聞かれ、困る私。今回は、いわゆる『僕は愛を証明しようと思う』を読んで思ったことや、私が今まで恋愛工学に対して思ったことを書いてみようと思います。

 

 

まず、恋愛工学を知った当初の印象として、ニーズに応えて「セックスするための理論」をうみだすという、目のつけどころが単純にすごいな、と思いました。いくら批判する人がいたってちゃんと一定のニーズがあるんだもん。これで稼いでる人がいるんだもん。人に聞きたくても聞きにくい分野だし、ずっとずっとできなくて苦しんでた分野で教えを乞うってことは劣等感感じることだろうから、少々お金出しても評判の良いスキルがあるなら買っちゃうよねって話。私は恋愛工学を学びたいと思わないからなのか、時々工学生に対してはすっごくお金のにおいを感じます。笑

お金大事だよね、同性からの羨望、浴びたいよね。

 

 

通常テクニックやスキルを売る場合、「英語ぺらぺらになりたい~」とか、「パソコン使いこなせるようになりたいな~」と消費者が思って、その目標に適したスキルなりテクニックが書いた教本を手にしたり、講師に習ったりする。目標は自分で決めている。だけど、「一人を愛することが幸せ」という一般論を覆し、「男が好きなように女を選べることが幸せ」としている気がした。もちろんこれを幸せと思う人はいると思う。ただ僕愛を読むと、「これが男の幸せなんだよ」って説得している気がした。金融日記読んでいないからこのあたりがどうも不明なので間違ってたいたら申し訳ないのですが、ここに私はどうしても、作者を教祖とした宗教性を感じてしまう。ツイッターで、「ほんとにすごいです!」みたいなベタ褒めしてる引用リツイートを見てるせいで余計にそう感じてしまうのかな。

恋愛工学に頼っているいわゆる「元非モテ」の層がひどいな、と眺めています。本の意図するところ(というか含み?)を理解して実行できる人なら既にモテてるでしょうね、っていう。昨年書いたブログにも書きましたが、ほんとにモテる人は相手を見て対処できるからモテるのよ。

 

 

正直言って、女の子としては読んでいてあまりよい気分にはならなかったです。笑

男尊女卑?じゃないな、恋愛工学を知らない人と女の子を見下してる感じ。肝心なSフェーズの内容がなくって、僕愛はあくまで入門編、「続きはWebで♪」みたいな?

 

仮に恋愛工学が『工学』と名のつく通り、データや心理学などに基づき、女性の本能に訴えかけて誰にでも通用する手法なのだとすれば、非常に厄介だと思います。女性がこの手法を知ったうえで工学生に引っかかるのと、知らずに引っかかってしまうのとでは、女性の気持ちに雲泥の差が生じる。

でも仮に誰にでも通用しないのだとすれば、再現性がなく、工学と名乗るのはおかしな話だということになっちゃう。笑

 

Twitterを見る限りは、恋愛工学を完全にモノにして使いこなしてる人はそうそういなさそうな気がするし、傷つく女の子も出てこないとは思うけどね。笑

 

 

 

そんなにじっくり読んで、めちゃくちゃしっかり勉強したわけでもないから、違うなって思うところがあったら申し訳ない。恋愛工学の悪口書いたみたいになっちゃったけど、必要としている人がほんとに必要としてうまく利用するなら悪いものだとは思わない。読んで実行する人次第で良くも悪くもなると思う。恋愛工学を利用できる人は多分モテるだろうし、妄信しているだけの人は絶対モテないだろうし。商品として売られているスキルなんてそういうもの。薬だって毒になる。

妄信しているだけの人が考え無しに恋愛工学を使っていくと、恋愛工学自体の評判は悪くなっていきそうな気がしますが。

 

 

 

最後に一つ。「過去の自分がモテなかったのは女に見る目がなかったからだ」という自信のつけ方をして、女を目の敵みたいにしている男性を稀に見かけますが、違うよ。過去の自分が悪いのよ。今モテるなら成長の証。それでいいじゃないですか。

 

 

まあ私は恋愛工学に興味を示さない男の人がいいかな。笑